【30代からの左官職はやっていけるのか】左官職人って体力的にきつい?他の職人に比べて力は必要か?

左官

左官職人は体力や力が必要なのか?

左官職人の体力や力については町場野丁場で違うと思います。

町場とは?

町場とはYOUTUBEなどで個人の家を作業している事を言います。

他の職人がいないことが多いので、仕事を進めやすいです。

よくある朝礼での「○○ヨシ!○○ヨシ!」というの朝礼がないのが特徴ですね。

会社の人が集まったら仕事がすぐにできます。

外でのびのびと仕事できるのでおすすめです。

野丁場とは?

一方で野丁場とは、工事現場のような感じでマンション、ビル、施設などの大きい建物の現場作業の事を言います。

よくある朝礼も絶対に行い、ラジオ体操、○○ヨシ!、という光景が見られます。

町場と違って、様々な業種の職人がいるので、作業場が被ってしまったり、騒音がひどかったりと、働きづらいかもしれません。

建物の中の暗い場所で作業することもあるので、町場と違いヘッドライト必須です。

長靴を履いた高齢者の職人が多いイメージです。

職人になるときに、自分が町場で働きたいか、野丁場で働きたいか、よく考えて会社を調べましょう。

ここでは野丁場の左官職人の働き方について説明します。

【結論】野丁場の左官職人は体力と力がかなり必要です

私の現在の野丁場での経験をブログにありのまま書かせてもらいます。

まず、体力も力もかなり必要であると考えたほうがいいですね。
どんな場面で体力が必要なのか3つの場面をピックアップしましたので参考になれば幸いです。

  • 材料を運ぶ時
  • 階段の昇り降り
  • 左官作業

①材料を運ぶ時

1つ目は材料を運ぶ時に体力と力が必要です。

皆さんも見たことはあるでしょうが、現場作業員は物を運んでいる様子を多く目にすると思います。

左官職人は例えば砂やモルタル、必要な水、道具等・・・・・

様々な物を運びますが、特に重いのが材料です。

このような材料は一般的に25㎏あります。

20㎏の材料もありますが、この材料を大量に運ぶ作業があります。

ある程度、運動や筋トレに慣れている人でも体力を消費します。

私も介護士をやりながら、20代は空手、ジムでの筋トレを経験し、怪我をしながら怪我をしないような体の使い方を身に付けたので現在は支障なく行えていますが、何も運動してこなかった30代が行うと厳しいかもしれません。

もちろん運ぶ時は台車やネコ(一輪車)、ロングスパン(建築現場のエレベーター)を使いますが、それでも厳しいです。

例えば、材料を運ぶ場面で考えるとネコに乗せるときは5袋なので100㎏~125㎏

さらに、ネコは一輪車なのでバランスが必要になります。

そのため腕の筋肉や握力が必要なうえ、操作を誤ると段差などで転倒する危険性もあります。

ちなみに余談ですが、本日2月10日の私の午後の作業はこの20~25㎏の材料を125袋運ぶ作業でした。かなりしんどかったです。

このように材料を運べるくらいの力に自信がないと厳しいです。

②マンションやビルの現場での階段の昇降

2つ目になりますが、これは町場の左官職人には関係ないです。

野丁場はビルやマンションがメインのため、10階以上の現場が多いでしょう。

もちろん施設や病院なら2~4階くらいが相場かもしれませんが、マンションやビルとなると10階以上が当たり前になってきます。

例えば私は現在の現場は14階のマンション現場です。

途中から現場に入ったので、2~9階まではすでに整っていたので、13~14階がメインでした。

ではその作業場までどうやっていくのか。

もちろん階段を昇っていきます。

ちなみに建築現場にはロングスパンという作業用のエレベーターがありますが、だいたい材料の搬入で他の職人が使っているので新人は使いずらいです。

私は入職して、1週間の現場作業で毎日14階まで階段往復を繰り返していました。

職人は10時、12時、15時に休憩があるので、計5回の往復です。

そのため足の筋肉が使われ、疲労も蓄積します。

これは運動してない人にはかなり厳しいでしょう。

特にトイレが1階にしかない場合、途中でトイレに行きたくなると、もう1往復追加で本当に体力的に厳しいです。

しかし先ほどの材料の話に比べれば大したことはありません。

理由はゆっくり昇っても怒られませんし、降りるのは楽です。

問題なのは高所での作業が何日も続くことです。

1週間14階での作業は本当につらかったですが、たまに4~6階での作業は天国に思いました。

この辺はあまり重く受け止めずに、ある程度の覚悟があれば大丈夫だと思われます。

③左官職人の醍醐味、鏝と鏝板を持つ時

最後は左官職人の本業、左官作業です。

まず左官は鏝と鏝板を使って壁を塗っていきますが、最初は技術が伴ってないのでどうしても力がある程度必要になってきます。

ベテランになると、力を抜いても材料を塗る技術があるのですが、見習いの初心者が力を抜くとただの手抜きになります。

そのため、最初はある程度力を入れるのですが、肩や二の腕、前腕、そして鏝板を持っている手は握力が使われ、腕全体に負担がかかってきます。

ちなみに最初は体力もそうですが、技術もないので、うまく材料が塗れないと精神的にも厳しいです。

「YOUTUBE等で事前学習したら大丈夫では?」

と思うかもしれませんが、全然意味ありません。

こればかりは、現場の回数と試行錯誤が糧となるでしょう。

簡単そうに見えるのは職人だから簡単そうなのです。

でなければ左官職人などいらず、そこら辺の人にやってもらえば済むはなしですからね。

まとめ

以上のことから、左官職人と言えども体力や力はかなり必要です。

運動していたから大丈夫という人も、実際に現場作業すると最初の1週間は筋肉痛できついかもしれません。

しかし私の会社では40歳から未経験で始めた人もいれば、77歳になっても左官職人として働いている人もいます。

体力や力はもちろん必要ですが、やりたいと思う気持ちがあれば、左官職人に挑戦することは大事だと思います。

ちなみにその40歳の方は運動等したことがありませんが、日々頑張っています。

何度か材料を落として怒られてもめげずに頑張っています。

その姿を見ると、私もまだまだ頑張らなければと思います。

このブログは30代で未経験だけど左官職人に挑戦したいという私と同じ境遇の人へのエールとなれば幸いです

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